香水って瓶のデザインやコンセプト、ヴィジュアルイメージなどとても凝っていて素敵。
その香りから様々なイメージが湧いたりして、いい匂いの人は男女問わず印象に残りやすいです。
男性で香水を使っている人って意外と少ないから、いい匂いがすると余計に好印象だと思います。
自分が好きな匂いを貫いて身につけてもいいけど、男の人が好きな香りと女の人が好きな香りが同じとは限りません。女の子の印象に残りたいなら、女子ウケのいい香水を選ぶことが大切だと思います。
今回は、いい匂いで女子の印象に残りたい男に人のために、女の子からウケがいい香水とつけ方を紹介したいと思います。
女子にモテる香水の選び方
香水はただつければいいってものでもなくて、その人の服装や髪型、雰囲気や年代によってトータルで完成されるものだと思います。
20代なら柑橘系とかマリン系とかのフレッシュな感じの匂いも似合うけど、40代とかでそういった匂いを放っているとやっぱり少し違和感があります。
年齢が高めなら、落ち着いた品のある香りを意識して選ぶと◎
それってどんな香りかと言うと、イメージになってしまうけどホストとかエグザイル系の人とかが選ばなそうな香水。
いかにも ワイルド! セクシー! どやぁ!みたいな
ザ・男!メンズ香水!みたいなのは意外と女子からウケが悪いです。
全ての女子から受け入れられるいい匂い
いい匂いがする人は素敵だと思いますが、中には「男性が香水をつけているのは苦手」という女子も結構多くいます。
女の子はだいたい何つけても似合うし、自分に似合う香りっていうものをわかっている人が多いです。
でも男性は、特徴的ないい香りがする人は似合っていればその人を印象づける最強のアイテムになると思いますが、それには顔・スタイル・服装・雰囲気など全て合わさって完成される印象が強いです。
※イケメンに限る なんて言葉もあるくらいですから…すごく難しいのです。
よく見るよく聞く「香水のいい匂いがする男性が好き〜❤︎」なんて甘い言葉の後ろには、声に出さない(※イケメンに限る)が隠れているのです。
男性がする香水を受け入れられない女の子が多い中、それでも数多くの女子から受け入れられる香りがあります。
それは、石鹸系の香りです。爽やかで清潔感のある香り。
あまりに普通かもしれないけど、これが一番。
石鹸以外には、透明感のある落ち着いた香り。キツくないけど、軽すぎないウッディ系のホッとするような癒される香り。
昔、高校生くらいの頃にアルバイトしていたスーパーにくるお客さんで、推定体重140キロくらいの方がいました。
その方はものすごく大きくて、伸びかけの坊主にヒゲはジョリジョリ、服装も色あせたヨレヨレのTシャツにシミのついたヨレヨレの白い短パン。
といった、お世辞にもお洒落とは言えない感じの男性だったのですが、いつも石鹸の香水のとてもいい香りがしていました。
体臭対策だったのかも知れないけど、少なくとも嫌な感じじゃないし、綺麗じゃないのに(失礼…)石鹸の香りのおかげで清潔感を感じました。
そのことを友人に話すと「自分の運命の人って、石鹸のなんとも言えないいい匂いがするんだって聞いたことあるよ。結婚?」とか言われ、「おい!笑」と盛り上がった覚えがあります。
もし女の子から「石鹸のいい匂いがするね」と言われたら、「運命の人って石鹸の香りがするんだって」っなんて冗談ぽく言ってみるとより印象に残るかも知れませんね。
石鹸ぽい香りのオススメ香水
オゥ パラディ【サボン】
ここのブランドは値段も安いし、他の香りも嫌味なく爽やかなものばかりです。
髪の毛につけても平気なナチュラルな素材で作られており、素材にこだわったボディケア商品を取り扱うショップなので、男性が知っていたらお洒落かも。
バレード【ブランシュ】
「白」という色のイメージのまま無垢で爽やかな香り。
アッカカッパ【ホワイトモス】
洗い立てのワイシャツをポカポカの太陽に透かしたような、おひさまのいい匂い。
爽やかで男女問わず誰にでもいい印象がもたれる。
コロンなので香りが弱いし飛びやすいけど、その分少しつけ過ぎても安心でさり気なさ◎
ラルチザンパフューム【エテアンドゥース】
爽やかなひんやりとしたグリーンを暖かいパウダーが包み込んでいるような穏やかな香り。
終わりの近く夏の夕暮れのような、ナチュラルでなんとなく懐かしい香り。
女子はさり気なくオシャレに香る男性が好き
もうこれがいっっちばん大事なこと、それがさり気なさ。
「さり気なくいい匂いがする〜なにこの人お洒落〜」と思われるためには、香水のつけ方とつける場所が重要。
女性は男性に比べ嗅覚が優れていると言われています。
香水つけすぎな男性は、本当にゲンナリ具合が半端ないです。
香りに敏感な女子はオエっとしちゃう。
太い血管のある場所につける
太い血管が通っている場所は、体温が高くなっています。香水は温度が高ければ高いほど強く匂いを放ちます。
具体的には
- 手首
- 肘の内側
- 耳の後ろ
- うなじ
- お腹
- 内腿
- 膝の裏
- 足首
こんな感じです。
つける場所によって同じ匂いでも印象が変わることもあります。
手首はよく動かす場所なので匂いが強く感じられやすく、周りに広がりやすいです。袖のある服を着ていると、擦れて飛びやすくなるので付け直してもいいですね。
うなじや耳の裏もがっつり香ります。
匂いは下から上に登ってくるので、内腿や膝の裏はほんのり香ります。
お腹は体温が高く、体臭と混ざって甘い香りが広がりやすくなります。
多くても2箇所にワンプッシュずつ
つける場所にもよりますが、香水は自分で匂いがわかるとつけすぎと言われています。
いくらいい香りの香水でも「この人なんでこんなに自分の匂いふりまいてんの?クサイんだけど。体臭ごまかしたいのかな、気持ちわるっ」なんてイラっとさせることもあります。
なんとなくほわ〜っと香るのが理想。
思いのほか、香水の匂いは人には伝わっているものです。
石鹸のような優しい香りなら、2箇所くらいを間隔をとった部位に1プッシュずつくらい。
手首につけるならもう1箇所は両膝の裏、
お腹につけるならもう1箇所は両足首。
てな感じで体全体で香りを纏っているように。
ちょっと足りないかな?くらいがちょうどいいと思います。
匂いが弱かったり、飛びやすいものだったらもう少しつけてもいいですね。
耳のうしろにつける場合は、直接ふりかけるよりも片方の手首につけたものをぽんぽんと両手首で叩き合わせ、それを耳の後ろ(胸鎖乳突筋の付け根)あたりに軽く押し当てる感じでOK
そして香水をつける時はその箇所から20〜30cmくらい離した方が、さり気なく香ります。つけるというより纏うイメージ。
上半身は相手に香りが強く伝わりやすく、下半身はほのかな感じで自然に香ってきます。
人に会う30分くらい前につけるのがベスト
香水には香りの変化があります。トップノート、ミドルノート、ラストノートの3段階でグラデーションのように印象が変わり、ミドルノートが香水の特徴がもっとも強調される香りです。
このミドルノートが発揮されるのは、つけてから30分〜1時間ほど経ってからになるので、女の子に会う30分ほど前につけるといいでしょう。
つけた香水の香りを長続きさせるには
香りを長続きさせるポイントは3つあります。
こすり合わせない
香水のよくあるつけ方で、片方の手首につけてから両手首でこすり合せる動作。
あれは匂いが飛びやすくなってしまうので、こするのではなくポンポンと軽く叩き合うようにすると◎
保湿する
体をボディクリーム等で普段から保湿することを心がけてください。
これだけで香りの持ちがよくなります。
それに効果はそれだけじゃなく、男性が女性の潤ったすべすべ肌を好きなように、女性も潤った男性の肌には触れたくなるものです。
濃度の高い香水を選ぶ
香りによって変わるので一概には言えませんが、香りを持続させたい場合は選ぶ香水の濃度にも気をつけてみましょう。
香水には匂いが飛びやすいものと残りやすい種類があり、濃度の高いものを選ぶと長く香りが続きます。
パルファム(持続時間5〜12時間)
香りも強く、持続時間も一番長いもの。一滴で十分なくらい、濃度が高くなっています。
香水の超上級者がつけている場合が多いです。
日本ではあまり売っていなくて、高級品。
オーデパルファム(持続時間5〜7時間)
パルファムをもう少しカジュアルにしたもの。
それでも結構強く香ります。
オードトワレ(持続時間2〜5時間)
もっとも一般的に使われているもの。
湿気の多い日本の気候にも合い一番扱いやすく、種類も多くて購入しやすいです。
オーデコロン(持続時間1〜2時間)
弱く優しく香るオーデコロン。
人にいい香りと気づいてもらうというよりも、自分がリラックスしたいためにつけるようなイメージ。
香水を付け直すときの目安
上記の通り持続時間によって異なり、基本的には香りが持続している場合は付け足さない方がいいとされています。
一般的なオードトワレの場合だと4〜5時間くらいは付け直さなくても大丈夫です。
付け直す場合は、肌から30cm以上離してつけるようにすると「今つけ直してきたな」みたいな、少し格好悪い不自然さが和らいでいいですね。
香水をつける時の注意点
香水をつけるときに気をつけたいポイントがあります。
体を清潔にする
香水をつけるときに汗をかいた状態でつけるのはNGです。
お風呂上がりなど体が清潔な状態でつけましょう。
出先でシャワーがない場合は、デオドラントシートなどで汗を拭いてください。
また、体臭が出やすい場所の耳、耳のうしろ、首、背中、胸、脇、足の付け根、膝裏、足の裏などほぼ全身なのですが、念入りに普段から気をつけて洗ってください。
香水をつける前は無香料の制汗剤をつけてもいいと思います。
汗を多くかく場所にはつけない
香水は同じ香りでもその人の体臭と混ざるとまた香りが変わってきますよね。
それがいいところではあるのですが、汗を多くかく場所につけるのはオススメしません…。
強烈な悪臭になる可能性が高くなります。。
脇や足の裏は当たり前ですが、人によっては背中や胸、お腹なども汗をかきやすい場合がありますよね。そこは避けてください。
シーンに合わせる
香水をつける時はマナーを考えることも大切です。
会社員の方は、オフィスなどで香水の強い香りが漂っていると男女問わず不快に感じやすいです。
また飲食店に行く場合は、香水の強い匂いはとても邪魔なものになります。
一緒に食事する男性が香水ムンムンだと、「この人なに考えてるんだろう、せっかく美味しいご飯の匂いも台無しだしマナー悪いな。恥ずかしい。」と、女子に嫌な思いをさせ、もう2度と一緒に食事に行ってもらえなくなるかも。
一緒に食事に行く際は、さらにさり気なさに気を使ってください。
シーンに合わせて香りを操れるって、女子からしたらそれだけでスマートでかっこいい。
香りで自分をデザインする
あなたの印象を大きく左右するだけでなく、感情を誘い出し、感覚的な記憶にも残る「香り」。
女の子はさり気なくいい香りがする男性が好きです。
中でも石鹸の爽やかで清潔感のある香りは、香水が苦手な女子にもウケる無敵な香り。
香水は、
- 片想いの相手を振り向かせたい
- もっと深い関係になりたい
- マンネリを解消したい
など恋愛面でのサポートはもちろん、
- 第一印象で好感度を高めたい
- 仲良くなりたい
といったコミュニケーションの場で活躍するアイテム。
香水のつけ方一つで、人生が飛躍的に変化すると言っても過言ではありません。
正しい使い方をマスターして、豊かなライフスタイルを送ってくださいね。
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