ファッションイラストの描き方@ボディの描き方練習法

体の描き方

デザイン画を描くとき、服を着ている中身(ボディ)を意識するとリアリティのあるデザイン画を描くことが可能になります。ファッションイラストは、洋服の構造・ディテールを伝えることが一番の目的です。

 

一定のバランスでボディを描けるようになることで、ファッションアイテムのデザインポイントをより明確に表現することができるようになります。

 

そのためには、同じプロポーションのボディをあらゆる方向から描けるようになることが大切です。

 

でも、今まで特に意識していなかったり、そもそも絵を描くことが少し苦手な方はそう簡単にリアリティのあるボディなんて描けませんよね…。なので、簡単に均整の取れたボディを描けるようになる練習方法をご紹介します!

 

枠図を作りその枠を下敷きにしてボディを描く!

まず人間の身体の構造を考えてみましょう。

自分の体を鏡で見てみると分かりやすいと思いますが、様々な場所に関節があり、その関節を支点に運動し、関節間に体のパーツがありますよね。

 

今まで特別考えることもなかったかも知れないけれど、この関節を意識するだけでイラストは格段にリアルさが増します。

 

 

まずは正しい位置を押えることが大切!

 

 

そこで、関節の位置を中心にプロポーションを示した枠図を作っていきます。この枠図で練習することにより、今まで絵を描いたことがない人でも一定のバランスが取れたボディを描けるようになりますよ!

 

人体のプロポーションはファッションモデルを参考にする

ファッションモデルはどんな洋服でも格好良く、魅力手に着こなしてしまいます。でも、それはなぜでしょう?

 

そこでモデルの体型の特徴を考えてみます。

 

  1. 身体全体に対して顔・頭が小さい
  2. 一般人よりも一回りまたはそれ以上に細い
  3. 手足が長い

 

こんな感じでしょうか。

 

実際にモデルにはこのような体型の方ばかりが選ばれてなるものですが、これらモデル体型の特徴にはデザイナーの意図が組み込まれています。

 

顔は、服のデザインをわかりやすく大きく見せるために小さく。身体が細いのは雑誌や広告などの紙媒体、テレビやモニター映像の平面で表現する場合に見栄えがいいため。平面になると、輪郭の陰影の部分を抜きにして一回り細く小さくなければ太って見え、洋服が美しく見えなくなってしまうのです。

 

また、手足が長い理由はポーズを取ったときに、ダイナミックに、より魅力的に見せることができるからです。

 


ファッションモデルは、デザイン画で必要な【洋服を綺麗に見せる法則に近い人間】がモデルとして選ばれているということです。

 

ということは、このモデルたちのプロポーションを参考にしたボディが描ければ、カッコイイファッションイラストが描けるようになるということですね!

 

ボディを描くための枠図の作り方

用意する物はB4の紙と長さ35cm以上の定規です。


デザイン画のボディの大きな特徴としては

 

  • 頭1つ分の長さを1頭身とすると全身は8頭身
  • 身体の半分は脚
  • 頭の幅は2/3頭身

 

になります。

 

このボディを描けるようになるためには、枠を使って練習するのが一番!

枠の作り方は以下で説明するので、実際に線を引いていっていみましょう。

 

枠を自分で引くのが面倒な方は、私のメルマガに登録してもらえればillustratorで描いた枠図をプレゼントいたしますので、よかったらご登録どうぞ。

 

でも、自分で枠を描くことも練習になるのでちょっと面倒でもがんばってみるといいかも!

 

①中心線を引く

まずB4用紙の真ん中に身体の軸となる重心線を一本長く(B4なら1頭身を4cmとして32cmにするとちょうど良い)描きます。
重心線とは体重のかかり具合を左右する線で大事なものです。

 

 

紙を半分に折って描くと線が引きやすいです。

 

 

中心線は赤で描いてわかりやすくしましょう。

 

縦線の長さはB4サイズで32cmまで引きましょう。

 

②中心から3.5cmずつ線を引いて枠を作る

その重心線を中心に、左右に1頭身弱(B4サイズであれば3.5cm)ずつ線を引きます。

 

 

 

分かりやすいように、図と手描きどちらも同じ画像で説明していきます。

 

 

 

③縦線を8等分する

1頭身を4cmとするので、32cmの線に縦に4cmずつ横線を引き8等分にしていきます。

 

 

8等分したら、どこにどの体のパーツを描いていくか分かりやすくするために0〜8の番号をふっていきましょう。

 

 



ここまで描いたら格子状の枠図っぽくなってきましたね。

次はさらに関節を基準にした各パーツの位置を描くための線を引いていきます。

 

 

④各ボディパーツがくる位置に線を引く

 

 

頭頂部分は0になり、

下あご先は1の線鎖骨部分は1と2の中間(B4なら1の線より1.7cm下)に横線を引く。

 


バストトップの位置は2。

 


ウエストは3より0.5cm上に横線を引く。

 


ヒップラインは4の股下の上1/4(B4で1cm上)のところに横線を引く。

 


股下は4。

 

つまり身体の半分が脚になり、これを基準に上半身と下半身とする。

 


ひざ中心線は5と6の間に横線。

 

 


足首は8より1.5cm上(7と8の中間くらい)に横線を引く。

 


かかとは8になり、つま先はヒールの高さの分だけ下になります。

 


これで身体の縦幅の線はすべて描けました!

 

 

 

次は身体の横幅を決める線を描きます。

 

 

⑤体の横幅を決める線を引く

体の横幅を決める線は、1頭部幅と2頭部幅の2つの縦線が必要になります。

 


1頭部幅は2/3頭身(B4なら2.6cm)幅の縦線を、重心線を中心にして(重心線から左右1.3cmずつ)縦線を引きます。

1頭部幅で描いた線に、更に両端1.3cmのところに縦線を引けばそこが2頭部幅になります。

 

↑こう伝えると少し分かりにくいですが、B4に描いたなら中心から2.6cmと5.2cmの線を描けばOKです!

 

 

 


1頭部幅にはウエストとバストトップが収まり、
2頭部幅には肩幅とヒップ幅が収まるようになります。

これで縦に合計7本、横に合計14本の線が描けたらボディを描くための枠図の完成です。

 

⑥いらない線を消す

せっかくたくさん線を引きましたが、下半身になる股下4~足首がくる7と8までの間の線は必要のなくなったので、3、5,6,7頭身目の横線は消しておくと描きやすいでしょう。

 

 

これで枠図の完成です!

 

自分で手描きで描いた場合は、コピーして使いましょう。

 

また、メルマガに登録いただいた方には私がillustratorで描いた枠図をプレゼントいたします。

 

枠図が準備できたら、次からいよいよボディを描いていきます。

 

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