去年の夏頃
銀座の東急プラザにある香水のお店、NOSESHOPで出会った香水に忘れられないものがあって。。
それが「精子」って名前の香水。
「この香水は、「精子」って名前がついているものの、どちらかというと精子を惹きつける卵子の香りです。女性がつけると男性が寄って来ちゃうような…笑」
みたいな説明を店員さんに聞いて、なんじゃそりゃ?どんな匂いなの?!とおそるおそる友達とくんくん…
香ってみると、もちろん精子そのものの匂いはしなくて安心した。笑
だけどいい匂いってわけでもない感じがして
なんとも言えない。。
「甘い体臭」って感じの匂い。
こういう匂いの人いるなって感じ。汗のような…
直接肌につけるのには勇気がいるからできなかったけど、肌につけたらまた変わるのかな?
この香水は、
「目のない精子が卵を目指せるのは卵がスズランのような匂いの分子を放っているから。」そんな論文がベースになった香水だそうで、
衝撃的なタイトルとは裏腹に、まったりと優しいけど、濃厚であり、鼻をつくような香り…本当になんとも言えない。
この説明ありきで忘れられない香りになってる。
「いい匂いじゃないけど、なんかまた確認したくなる!」と友達と同じ感想だったのもあって、男性がつけても女性寄って来るかもしれな〜と思ったよ!
あとこのオルトパリージというブランドは他にも面白いタイトルの香水があって、その名ももっと衝撃的な「糞」!
これはすごくスパイシーな匂いだったと思う。むせるような。
無限に繰り返される生と死の輪廻の輪。これは動物からひねり出される終わりの匂い、そして堆肥として作物を育むはじまりの匂い。悪者が聖者になる瞬間。ただひたすらに正直な。
この香りの説明が素敵ですごく惹かれるものがあるのだけど、まだ私には早すぎる香りだった。。
というか似合う人いるのかな…
値段も結構するし、アーティスティックすぎてなかなか挑戦するのに勇気がいるどとっても気になる香水たち。。
他のブランドでも「血と精子と唾液の香り」とかフェティッシュなものが数多くあって、そのイメージを自分の鼻で感じて想像するのが面白い。
想像力が乏しくてなんでこれがそうなの?!と思うことしかないけれど…
また嗅ぎに行きたいな。。
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