ファッションイラストの描き方@立体的に洋服を描くコツ

立体感の出し方

ファッションイラストを描こうと思ったら、気をつけたいのは洋服の立体感。

 

今まで絵を描く練習して、ボディが上手に描けるようになって、いざ服を描いてみると何だかおかしい…何が変なんだ…なんて思っている方は、もしかして洋服がピタピタのペッタペタになっていませんか?

 

ファッションイラストは洋服の質感を伝えることが目的でもあるので、この立体感を表現するのが重要。それに、洋服だけでなく、体の立体感も出せるとよりイラストに深みが出ますよ!

 

今回はそんなファッションイラストを上手に描く上で大切な、洋服・ボディの立体感の出し方について紹介したいと思います。

イラストの立体感って?

今まで絵をそんなに描いてこなかった人にとって、立体感を考えて絵を描くことってあまりないと思います。だから、急に立体感がないとか言われてもよくわからないですよね。

日本の浮世絵を思い出してみてください。

どこにも影がなくて、すごく平面的。これが立体感のない絵ということです。

 

逆に西洋の絵画を思い出してみると…

影の入れ方で勝負しているほど写実的ですよね。こういうのが立体的な絵ってこと。

 

私は浮世絵もとても好きだし、平面的・立体的どちらがいいとか悪いとかもないと思いますが、質感が伝わる絵としては立体感を表現することは必要になります。立体感を出すときはこういった、ものの【奥行き】を少し意識して絵を描いていきましょう。

 

ファッションイラストに立体感を出す方法!

イラストに立体感を出させるためには、立体的に見える情報を足していけばOK!空間や奥行きを伝えるためには、影・線・幅を描いてあげましょう。詳しく説明すると…

1:影をつける

影は立体感の基本ですね◎イラストに影を描くときのポイントとしては

・近くにあるものほど影も近くにできる
・影は下に落ちる
・影は奥におちる

この3つを頭に置いて、影をつけていきましょう。

 
例えば、首と頭だったら頭(顔)の方が上にあります。そして体の構造的に頭の方が首より前にあります。そのため、頭の下・奥にある首に影がおちることになるのです。
 
 
何か手前にあるものや、何か上にあるものの下に影を落とすとってもシンプル!
 

2:線を描き分ける

立体感は線だけでも表現することができます。

影になる方の線は濃く太く。
光が当たっている方の線は薄く細く。

そうすることで思っているよりずっと立体感が生まれます。

 

また、線の描き分けは洋服を描く時のシフォンやオーガンジーなどの薄くて柔らかい素材を細く薄い線で表現したり、厚みや硬さのある素材を太く濃い線で表現したりする時にも使うといいでしょう。

 

3:幅を描く

人間の体は平ではありませんよね。

体をパーツごとそれぞれ輪切りにして分解すると、円柱状であったり箱状であったりと、必ず幅を持っています。その筒状になって回り込んでいる所に、影はできます。

人の体を輪切りに分解し、1つ1つのパーツを筒として考えてみる。

人間の体を輪切りにする。←これが大切なイメージ!

 

また、洋服や靴を身につけている時もラバーのように体に密着しているのではなく、必ず空間が生まれます。その幅や隙間を描くことができれば、ペラっとした印象をなくすことができるのです◎

 

身に付けるものには空間が生まれる。そう頭に入れておきましょう!

 

まとめ

立体感がある絵はそれだけで立体感のない絵より伝えられる情報が多くなります。

 

ファッションイラストを描くなら服の素材感は重要。

洋服は体に纏うものだから、必ず服と体の間には空間が生まれます。その空間の幅で洋服のフィット感、フリルやプリーツの高さや広さ、記事の厚みや質感などなど…たくさんの表現ができるのです。

 

絵に立体感を与えるためには

【影】
・近くにあるものほど影も近くにできる
・影は下に落ちる
・影は奥におちる

【線】
線の太さや濃さで質感・光と影・遠近感が生まれる

【幅】
体を輪切りにしたイメージを頭に入れ、その丸みの分幅が生まれる

↑こんな特徴を理解して描くことが大切。
 

だけど頭で考えるだけだと、おかしな部分にいらないものを描き足してしまうこともあるかと思います。そんな時は雑誌を見て、影のつきかたを真似して描く。目の前の人や、鏡を見て体の立体感を研究する。

 

実物を見てそれをそのまま描いてみるのが一番、自分で理解するのに簡単な方法ですよ◎たくさん描いて、人に伝わる絵・立体感の出し方をマスターしていきましょう!

 

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