髪の毛を塗るのって難しいですよね！
私は線で細かく描くのは慣れてるのですが、色を重ねていく塗り方が得意ではありませんでした。
よくアニメ絵っぽいの髪の毛の塗り方を紹介している動画やブログがあるけど、私は海外のイラストインスタグラマーが塗っているような雰囲気の…
リアルっぽいけど絵って感じのちょうどバランスが取れたかっこいい髪の塗り方ってどうやるんだろう？（伝わるかな）と、ひたすら研究しました！
そこで、自分的いい感じのツヤ＆透明感ある柔らかい髪の毛の塗り方を紹介したいと思います。
まず髪の毛塗るのが苦手だった時のやつ
これが髪の毛を柔らかい感じで塗るのが苦手だった時のイラストです。
なんか線がいっぱいで、色のコントラストもバラバラでちょっとバサバサな傷んだ毛っぽい感じするよね！
塗り途中だったんだけど、あまりに思い通りに塗れなくて数ヶ月間放置してたイラストです。
アフター
こっちが研究して、柔らか〜く塗れるようになったイラスト！どうだろう、違いわかるかな？自分的には思ってた雰囲気で結構できるようになってきた！
こんな感じに塗るために、以前と塗り方を変えたポイントを説明します！
①髪の毛を線としてではなく、面として考える！
まずはもう全部ベターっと塗っちゃう。ついつい線で描きたくなるけど、面として髪の毛を描く！
色は薄い色で塗っていき、徐々に濃くしていくような感じにするから、最初は髪のツヤの部分にしたい色を全体に塗る。
②髪の毛の束を陰影で表現する！
次に、髪の毛の束になっている部分を、線のように細かくきっちり描くのではなく、陰影であらわします。
前に出ている部分や、ウェーブのある部分の一番高いところは明るく。束の下にきている部分や、首まわりの光が当たらない部分を考えながら、そこの部分を少し濃い色で塗っていきます。
③少しずつ塗りを細かくしていく！
陰影を少しずつ細かく描いていきます。ここらへんから少し線で描くことを意識しだす感じ。
④細かく描いた線をぼかす＆残す
色が濃い部分と薄い部分をはっきりと線で表現し、その線を光が当たっている部分は薄くぼかします。
逆に、毛先の部分や束感が強い部分はぼかしすぎないように、線の細かさを残す！
⑤アホ毛的な毛を少しずつ一本一本をはみ出させて、完成！
今までは規則正しく同じ方向で描いていた毛の流れを、あえて少し乱した線をところどころに描きます。
そうすることでより髪の毛らしさが出ます！毛先などは特に意識してみてください◎
まとめ
髪の毛は、線で描こうとせずに最初は面で描き、陰影を意識する。そして、そこから徐々に必要な部分だけ細かく線で表現し、少しずつぼかす。ぼかす部分と残す部分の強弱をつけるとよりいい感じになります。
最後はランダムに一本の髪の毛を散りばめて描くとリアルっぽさが出て、ツヤと透明感のある柔らかい質感の髪の毛の出来上がりです！
色を塗るのって難しいし、いろいろな塗り方もあるし、表現したい雰囲気ってみんな違うと思うから、これからもたくさん研究してみたいと思います！
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