絵を描くとき、そのものができてる構造を知ることはとても大切です。
薔薇を描きたいなと思ったら、写真をみながら描くよりも、実物の薔薇を買ってきてよく観察しながら描いてみるといいでしょう◎
花びらとか葉っぱとか茎とかも分解してみるとよりわかると思うけど、ちょっと可哀想だからあまりして欲しくなくて…少しでもわかってもらえたらいいなと、イラストで薔薇の描き方を説明したいと思います!
開いた薔薇の花の描き方
(↑ちょっと茎の出方がおかしくなっちゃったけど、気にしないでね)
開いた薔薇は○を基準に描いていくイメージだとやりやすいと思います。
丸の中に、豆っぽい形の楕円を重ねるように描く。その楕円が、大きかったり小さかったりするように描くといいです。実際の薔薇をみながら描いてみてね!
その豆っぽい楕円が、花の中心部分は小さく丸っこく。外側にいくにつれて少しずつ大きく、開いたような感じで描くと急に花っぽくなります。
薔薇の花の外側は、ちびまるこちゃんの永沢のたまねぎ頭のように、少しきゅっと尖っているような感じで!
そのきゅっとなっている理由は、花びらが折り返されてるからなので、その折り返しの線をところどころつけてあげると、より薔薇っぽくなるよ◎
色の塗り方
色は、花の重なっている部分や、中の方を色を濃く描いてあげると立体感が出てきます。
だいたい、画像のように5色くらい使ってグラデーションのように塗ってあげるといい感じに見えますね!
少し閉じた横から見た時の薔薇の描き方
咲きかけの、まだ開ききっていない薔薇の描き方を紹介したいと思います。
↑この写真を参考にするよ!
まずは筒状のアタリを描いていきます。
そのアタリに、花の一番中心の蕾っぽい部分を想像しながら描きます。画像のように、下がぷっくりとして、上はちょっと開いているような感じ。
そのアタリに、花びらのアタリを三角形で重ねるように描いていきます。
そのアタリに沿って、花弁の重なりの順番を頭の中で考えながら不自然にならないように描いていきます。ただまっすぐ線を引くのではなく、所々不安定なゆるやかな線で描くと花びら感が出ます。
写真でみると、花びらは外側にめくれ上がったりひらひらしているところがあるので、同じように描きます。
斜めから見た薔薇の描い方
薔薇を描きたい向きに描いた楕円をアタリにして、花びらの中心部分をどこにするか決めます。
その中心からまわりの花びらを描いていく。
外側になるにつれて、花びらの大きさに強弱をつけていくとより薔薇らしくなります。
もっと簡単な「薔薇っぽいもの」の描き方
リアルな感じではなく、スタンプっぽい簡単な薔薇の描き方はこんな感じです。
丸と三角では少し描きあがりの印象は違いますが、考え方は一緒で、重なりを意識して描くようにすればOK!
まとめ
薔薇を描くのは難しいけど、丸や楕円をアタリにして、そこから花びらを描いていくようにすると描きやすいです。
重なりを意識することが大切で、リアルに描く時も簡単に描く時も重なり合いが表現できていれば薔薇!
実際にお花を見ながら描いてみるとよりわかりやすくなるので試してみてください◎
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